第14回 三島宿 〜 沼津宿
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2007-12-12
第14回 三島宿 〜 沼津宿

【前 半】


行程 --km  私の万歩計 --,---歩
 〜三嶋大社(源頼朝ゆかりの伊豆の一の宮)〜問屋場跡〜円明寺〜本陣跡〜時の鐘〜伊豆國分寺跡〜千貫樋〜伏見一里塚〜八幡神社(源頼朝と義経の対面石)〜潮音禅寺(曾我兄弟の仇討ち物語に登場する亀鶴姫の碑)〜傍示杭(沼津藩東限)〜平作地蔵〜沼津一里塚
【前 半】
 〜三嶋大社(源頼朝ゆかりの伊豆の一の宮)〜問屋場跡〜円明寺〜本陣跡〜時の鐘〜伊豆國分寺跡〜(昼食)








■新町橋
橋を渡った先右側に東見附がありました。ここより三島宿となります









新町橋から500メートルほどで三嶋神社前へ







三嶋大社
 伊豆国一の宮として信仰される神社です。また源頼朝が1180(治承4)年、源氏再興を祈願、成就したことでも知られています。
 境内には「源頼朝旗揚げの碑」があります。1180(治承4)年8月17日、源頼朝は三嶋大社に戦勝祈願をし八牧判官兼隆を夜討したといわれます。
 また松尾芭蕉が1694(元禄7)年5月最後となった旅で詠んだ句が刻まれた句碑、若山牧水の歌碑があります。








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拝殿                                       本殿


  


源頼朝 北条政子腰掛石
治承四年五月源頼朝が平家追討の心願を込めて百日の日参をした折 腰を掛けて休息したと伝えられる 右側は北條政子の腰掛けた石である

写真左:源頼朝の立像



   

源頼朝旗挙げの碑




芭蕉句碑
  どむみりと 楝や 雨の 花曇り

楝とは[せんだん]の事で元禄七年(1694)五月十四日三嶋明神に参詣した芭蕉は雨空に神池の辺りせんだんの花の群を仰いで江戸に残してきた病床の妻「すて」の身を案じて詠んだ句である  (説明板より引用)




若山牧水の歌碑
 のすえなる 三島のまちのあげ花火
  月夜のそらに 散りて消ゆなり

若山牧水は吸収宮崎県に生まれ大正九年(1920)三島市の西隣りの沼津市香貫に住み八月十五日に行われた三嶋大社の夏祭りの花火を見てこの歌を詠んだ
   (説明板より引用)





池脇に聳える巨木









■「農兵調練場跡」の碑
三嶋大社前左折200bほどのところにあります









街道に戻って歩きます






  

■問屋場跡
 街道を行くと右側に中央町郵便局があります。建物の脇の道に入ったところに問屋場跡を示す石柱と説明板があります。
 問屋場は今の三島市役所中央町別館辺りにありました。







前方に見える本町信号の先、右側に世古本陣、左側に樋口本陣がありました







■円明寺表門(伝樋口本陣表門)
 この門は、江戸時代に諸大名が三島宿宿泊する際に、泊まるよう指定されていた宿である旧樋口本陣の表門が円明寺に移築されてきたものと伝えられている。                                              (以下省略・説明板より引用)
  






■長円寺表門(世古本陣表門)
 浄土宗長圓寺。
 この門は、江戸時代に諸大名が三島宿に宿泊する際に、泊まるよう指定されていた宿である旧世古本陣の表門が長円寺に移築されてきたものと伝えられています。
  






■樋口本陣跡と世古本陣跡
 京に向かって街道の左側に樋口本陣、近くの右側に世古本陣がありました。
  

左:樋口本陣跡の説明板です。  右:この辺りに世古本陣があったようです







源兵衛川と源兵衛橋
 源兵衛川の源流は冨士山の雪溶け水が地下水となり、水脈を流れて三島市内に達して湧き出したものです。
 なお湧水群を活かした旧小松宮別邸の回遊式庭園、楽寿園(天然記念物)は名庭園として知られています。

  







■時の鐘
 時の鐘は源兵衛橋の袂にある三石神社境内に建っています。
 江戸時代には宿場の人々に「明け六つ」、「暮れ六つ」の時を知らせていました。今の梵鐘は太平洋戦争後に造られたもので、昭和30年頃まで朝の六時と夕方の六時に鐘は突かれていたようです。

  







■蓮馨寺
 蓮馨寺は三石神社の向かいにあります。
境内には日限地蔵尊、「芭蕉老翁墓」の碑、句碑などが建っています。





  









時の鐘から暫く歩くと駅前に着きます







■伊豆國分寺跡
 三島広小路駅を過ぎて街道から右に200メートルほど入ったところにあります。山門には「伊豆國分寺」の銘の札がつけられています。本堂裏手の一角が整備され、國分寺の建物のいくつかの大きな礎石が並び「伊豆國分寺塔址」の碑が建っています。
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■昼食








 後半へ続く




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